デスクの上にモノが増えるほど、視界に入るノイズも増えていく。デスク周りの収納・整理グッズを2026年向けにおすすめの観点で選ぶなら、まず机の上を空けることではなく「モノをどこに逃がすか」を先に決めるのが近道になる。天板の上を片付けても、収納先が無ければ結局モノは机の上に戻ってきてしまうからだ。
在宅ワークが定着して以降、デスク周りには書類・充電ケーブル・ヘッドホン・ノートパソコン・マガジンや雑誌など、扱うモノの種類がどんどん増えている。これらを机の上に置いたままにすると、作業に取りかかるたびに視線と手が余計なモノに引っかかり、集中力が細切れになりやすい。整理とは「捨てること」だけでなく「定位置を作ること」でもある。
この記事では、デスクの上の面積を増やさずにモノを収める方法として「デスク下収納」「ケーブル収納」「デスクサイド収納」の3系統に分けて9商品を比較する。それぞれ設置場所も設置方法もサイズ感も異なるため、自分のデスク環境(天板の厚み・脚の形状・コンセントの位置)に合うタイプを見極めることが、買ってから後悔しないための最大のポイントになる。
対象にしているのは、在宅ワークやオフィスワークでデスクの上にモノが増え「作業に使える面積」が減っている人、賃貸などの事情で壁や天板に穴をあけられない人、配線をまとめて隠したい人の3タイプ。逆に、すでに大型のデスクオーガナイザーシステムを導入していて細部の作り込みを求めている人には、今回紹介する9商品はいずれも1台単位で完結する手軽なタイプが中心のため、物足りなく感じる可能性がある。
この記事で分かること
- デスク下収納は「ハンギング型」と「クランプ型」で天板との相性が変わる
- 配線を隠すなら「トレー型」と「ラック型」で得意な用途が違う
- デスクサイド収納は横掛けと縦置きスタンドで置けるモノが変わる
- 工具不要タイプとネジ止めタイプは天板の厚み制約が異なる
- 耐荷重を数値で明記しているのは今回の9商品のうち1商品のみ
- デスク周りの収納・整理グッズの選び方
- 用途別に見る、最初の1台をどれにするか
- デスク周りの収納・整理グッズで失敗しやすい点
- デスク周りの収納・整理グッズ9商品の比較
- あわせて読みたい―デスク周りの関連記事
- KAMANINA ハンギングボックス―長さ35cmでデスク下に吊るすマガジンラック
- GAGUIUP デスクサイドラック―ペン立てとヘッドホンラックも兼ねる多機能タイプ
- SONATURE ケーブルトレー―幅40cm・7kg耐荷重で配線をまとめて隠す
- 山崎実業 smart デスク下ケーブル&ルーター収納ラック―ルーターごと浮かせて収納
- 山崎実業 タワー テーブル横バスケット―後付けでデスク側面に増やす収納
- NODOCA ノートパソコンスタンド縦置き―デスクサイドに省スペースで収める
- KAMANINA デスク下収納ラック―A4サイズ耐荷重設計でノートPCも収納
- NEXMIOLLY 吊り下げ式ハンギングラック―A4サイズ対応の大容量タイプ
- RCHYFEED デスクサイドホルダー―ペンとヘッドホンの定位置を作る
- この記事について
デスク周りの収納・整理グッズの選び方
デスク下収納で選ぶ―ハンギング型とクランプ型の違い
デスクの上ではなく「下」に収納スペースを作る発想がデスク下収納で、天板の下や脚のあいだの空間をそのまま活用できるのが最大の利点になる。フックを天板の縁にかけて吊るす「ハンギング型」は、KAMANINAのハンギングボックス、KAMANINAのデスク下収納ラック、NEXMIOLLYの吊り下げ式ハンギングラックの3商品で、工具を使わずに天板の縁へ引っ掛けるだけで設置できる点が共通している。
一方でGAGUIUPのデスクサイドラックは、デスク下収納とマガジンラックを兼ねながらテーブルサイドポケットとしても機能するクランプに近い構造。ハンギング型は取り外しが簡単な反面、天板の縁に厚みがありすぎるとフックが届かないことがあり、クランプ型は固定力が高い反面、天板の厚みが対応範囲を外れると挟み込めない。どちらのタイプでも「自分のデスクの天板の縁の形状・厚み」を先に測っておくことが失敗を避ける第一歩になる。
ケーブル収納で選ぶ―トレー型とラック型の得意分野
デスク周りの見た目を左右しやすいのが配線まわりで、電源タップやルーター、充電ケーブルをまとめて隠したい場合は「トレー型」か「ラック型」のどちらかを選ぶことになる。SONATUREのケーブルトレーは幅40cm・天板1〜5cm対応で穴あけ不要のクランプ式、7kg耐荷重という具体的な数値まで明記されており、ケーブルクリップやラベルタグ、結束バンドまで標準装備している。配線そのものを整理してからトレーに収める使い方に向くタイプだ。
対して山崎実業のsmartデスク下ケーブル&ルーター収納ラック(品番5461)は、約W40×D11.5×H43cmとやや縦に大きく、ルーター本体ごと浮かせて収納できるのが特徴。配線をまとめるだけでなく「ルーターという機器そのもの」をデスク下のデッドスペースに逃がしたい場合は、トレー型よりもラック型のほうが向いている。カラーもホワイトで、黒系が中心の今回9商品の中では数少ない明るい色味になる。
デスクサイド収納で選ぶ―横掛けと縦置きスタンド
デスクの下ではなく「横」に収納を作るのがデスクサイド収納で、座ったまま手を伸ばせる位置にモノを置けるのが利点になる。山崎実業のタワーテーブル横バスケット(品番1573)はW30×D18×H9.5〜11cm(調節ネジ含む)の後付けバスケットで、天板の側面にネジで固定する横掛けタイプ。小物や書類を一時的に置く「サブトレー」のような使い方に向く。
一方、NODOCAのノートパソコンスタンド縦置き(型番P02-B)はクランプ式でデスクの側面に固定し、ノートパソコンやタブレットを縦に収める「縦置きスタンド」タイプ。RCHYFEEDのデスクサイドホルダーはペン立てとヘッドホンフックを兼ねたコンパクトなホルダーで、文房具や小物の定位置づくりに向く。同じ「デスクサイド」でも、収めたいモノの種類(重量物か小物か)によって選ぶべき形状はまったく異なる。
設置方法で選ぶ―工具不要とネジ止めの違い
工具不要タイプ(フック掛け・引っ掛け・クランプ式)は、賃貸住宅でも壁や天板に穴をあけずに設置できる手軽さが魅力。GAGUIUPのデスクサイドラックやSONATUREのケーブルトレーは工具不要・穴あけ不要をうたっており、天板を傷つけたくない人には選びやすい。ただしクランプ式は「天板の厚みが対応範囲に収まっているか」の確認が前提になる。
対して山崎実業のタワーテーブル横バスケットは調節ネジを使って天板側面に固定するタイプで、しっかり固定できる分だけ重さのあるモノを乗せても安定しやすい。ネジ止めタイプは持ち家や社用デスクなど、多少の穴あけや跡が許容できる環境で選択肢に入れやすい。賃貸か持ち家か、天板を傷つけたくないかどうかで、工具不要とネジ止めのどちらを優先するかが決まる。
耐荷重を確認する―ノートパソコンを載せるなら特に
デスク下・デスクサイドのどちらの収納も、ノートパソコンのような重量のあるモノを載せるなら耐荷重の確認が欠かせない。今回の9商品のうち、商品名に具体的な耐荷重の数値が明記されているのはSONATUREのケーブルトレー(7kg耐荷重)のみ。KAMANINAのデスク下収納ラックは「A4サイズ耐荷重設計」という表現があるが、具体的な数値までは商品名に無い。
残り7商品は耐荷重の記載自体が見当たらない。公表値が無い以上、ノートパソコンのような重量物には保守的に対応し、書類やマガジン、文房具といった軽量なモノ専用と割り切って使うのが安全な判断になる。ノートパソコンを載せる用途をはっきり決めているなら、耐荷重かA4サイズ耐荷重設計を明記しているSONATUREかKAMANINAのデスク下収納ラックを優先候補にしたい。
1台で完結させず、組み合わせて使う発想も持つ
今回の9商品はいずれも単体で完結する設計だが、デスク周りの整理は1台で全部を解決しようとするより、役割ごとに複数台を組み合わせたほうがうまくいくことが多い。たとえば書類はKAMANINAのハンギングボックスでデスク下へ、配線はSONATUREのケーブルトレーでまとめ、ペンとヘッドホンはRCHYFEEDのデスクサイドホルダーへ、といった具合に「モノの種類ごとに置き場所を分ける」考え方のほうが、後から破綻しにくい。
1台で多機能をこなすGAGUIUPのデスクサイドラックのような商品は、まず何を減らしたいかが定まっていない段階で導入すると、収納力の限界に当たりやすい。逆に役割を絞った専用タイプを複数組み合わせれば、後から1台だけ買い替える・追加するといった調整もしやすくなる。
デスクの奥行き・脚まわりを実測してから選ぶ
天板の厚みだけでなく、デスク下収納・デスクサイド収納ともに「取り付けたあとに椅子や足がぶつからないか」を実測しておくと失敗が減る。ハンギング型・クランプ型はいずれも天板の縁から下方向・側方向に一定のスペースを占有するため、脚を組んだり椅子を大きく引いたりする癖がある人ほど、実際に座った姿勢での干渉を確認しておきたい。
とくにNODOCAのノートパソコンスタンド縦置きや山崎実業のタワーテーブル横バスケットのようにデスクの側面に固定するタイプは、デスクの脚がすぐ横にあるレイアウトだと干渉しやすい。設置予定の位置に本や箱を仮置きして、実際の占有スペースをシミュレーションしてから注文すると、想定外のサイズ違いを防ぎやすい。
用途別に見る、最初の1台をどれにするか
配線を隠したいなら
配線をまとめて隠したいだけなら、耐荷重を数値で示しているSONATUREのケーブルトレー(7kg耐荷重・天板1〜5cm対応)が判断基準にしやすい。電源タップだけでなくルーター本体ごと収納したいなら、約W40×D11.5×H43cmの山崎実業smartデスク下ケーブル&ルーター収納ラックのほうが用途に合う。
書類やマガジンをデスク下に逃したいなら
書類・雑誌をまず1つデスク下に逃したいだけなら、長さ35cmとコンパクトなKAMANINAのハンギングボックスが一番手を出しやすい。書類に加えてノートパソコンまで含めて収納したいなら、同じ35cmサイズでもA4サイズ耐荷重設計をうたうKAMANINAのデスク下収納ラック(ホワイト)、収納量そのものを優先するならA4サイズ対応・大容量のNEXMIOLLYが候補になる。
ノートパソコンやタブレットを収納したいなら
使わない時間帯だけノートパソコンやタブレットを収めたいなら、クランプ式で縦置きにできるNODOCAのノートパソコンスタンドが専用設計の分だけ扱いやすい。デスクの下にまとめて収めたいなら、A4サイズ耐荷重設計をうたうKAMANINAのデスク下収納ラックのほうが、設置場所(デスクの下か側面か)を選びにくい。
小物の定位置を作りたいなら
ペンやヘッドホンなど細かい小物の置き場所を作りたいなら、ペン立てとヘッドホンフックを兼ねるRCHYFEEDのデスクサイドホルダーか、同じくペン立て・ヘッドホンラックを備えつつ書類収納も兼ねるGAGUIUPのデスクサイドラックが候補になる。小物の置き場だけでなく書類もまとめたいならGAGUIUP、小物の定位置だけをシンプルに作りたいならRCHYFEEDという住み分けになる。
賃貸で穴をあけたくないなら
天板や側板に穴をあけたくない場合は、工具不要をうたうGAGUIUPのデスクサイドラックやSONATUREのケーブルトレー、フック掛けタイプのKAMANINAの2商品・NEXMIOLLYのハンギング型が候補に入る。逆に山崎実業のタワーテーブル横バスケットは調節ネジでの固定が前提のため、賃貸デスクでは設置前にネジ跡が許容されるかどうかを確認しておきたい。
価格を抑えてまず1台だけ試したいなら
デスク周りの整理をまだ試したことが無く、失敗しても影響が小さい範囲でまず1台試したいなら、単機能でシンプルなKAMANINAのハンギングボックスかRCHYFEEDのデスクサイドホルダーのように、役割を1つに絞った商品から始めるのがリスクが少ない。複数の役割を1台にまとめたGAGUIUPのデスクサイドラックや、機器ごと収納する山崎実業smartのラックは、使い方の想定が固まってから検討したほうが無駄になりにくい。
デスク周りの収納・整理グッズで失敗しやすい点
天板の厚みを測らずに注文してしまう
ハンギング型・クランプ型のどちらも、対応する天板の厚みの範囲が決まっている商品が多い。SONATUREのケーブルトレーは「天板1〜5cm対応」と明記されているが、KAMANINAの2商品やNEXMIOLLYの吊り下げ式ハンギングラックのように、商品名に天板厚みの対応範囲が書かれていないモデルも多い。
天板が想定より厚いとフックが引っ掛からず、逆に薄すぎるとクランプ式の金具が空回りして固定できないことがある。注文前に自分のデスクの天板の縁の厚みをメジャーで実測し、SONATUREのように対応範囲が明記された商品を基準にして他の商品も商品ページの詳細スペックで確認する一手間が、「届いたのに取り付けられない」という失敗を防ぐ。
耐荷重を確認せずノートパソコンを載せてしまう
デスク下・デスクサイドの収納ラックは、書類やマガジン程度の軽いモノを想定した設計のものと、ノートパソコンのような重量物も想定した設計のものが混在している。今回の9商品で具体的な耐荷重の数値が明記されているのはSONATUREのケーブルトレー(7kg)のみで、それ以外は「A4サイズ耐荷重設計」(KAMANINAのデスク下収納ラック)のような表現にとどまるか、記載自体が無い。
耐荷重の記載が無いラックにノートパソコンを無理に載せると、ラックがたわんだりフックが外れたりするおそれがある。とくにハンギング型は固定力がクランプ型やネジ止めタイプより弱くなりやすい構造のため、重量のあるモノを載せる用途では「耐荷重の数値が明記されているか」を最優先の判断基準にしたい。
配線をまとめずに収納だけ増やしてさらに絡まる
ケーブル収納グッズを導入しても、配線そのものを整理しないまま収納先だけを増やすと、トレーやラックの中でケーブルがさらに絡まってしまうことがある。SONATUREのケーブルトレーはケーブルクリップやケーブルホルダー、結束バンドが標準装備されているため、トレーに収める前にケーブルごとにまとめておくと絡まりを防ぎやすい。
山崎実業のsmartデスク下ケーブル&ルーター収納ラックのようにルーター本体ごと収納するタイプも、電源ケーブルやLANケーブルの長さに余裕を持たせて配線してから設置しないと、あとから配線をやり直す二度手間になりやすい。「収納先を買う」より先に「配線を整理する」順番を意識したい。
デスク周りの収納・整理グッズ9商品の比較
| 商品名 | タイプ | 設置場所 | 設置方法 | サイズ | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| KAMANINA ハンギングボックス | ハンギング型 | デスク下 | フック掛け(工具不要) | 長さ35cm・耐荷重記載なし | マガジンをデスク下に隠したい人 |
| GAGUIUP デスクサイドラック | ハンギング型(多機能) | デスク下〜サイド | 工具不要 | サイズ記載なし(型番JP-HJD-0059) | ペン立て・ヘッドホン置き場もまとめたい人 |
| SONATURE ケーブルトレー | トレー型 | デスク下 | クランプ式(穴あけ不要) | 幅40cm・天板1〜5cm対応・7kg耐荷重 | 配線をまとめて隠したい人 |
| 山崎実業 smart ケーブル&ルーター収納ラック | ラック型 | デスク下 | ネジ止め | 約W40×D11.5×H43cm(品番5461) | ルーターごと浮かせて収納したい人 |
| 山崎実業 タワー テーブル横バスケット | バスケット型 | デスクサイド(横) | ネジ固定(後付け) | W30×D18×H9.5〜11cm(品番1573) | 小物の一時置き場を増やしたい人 |
| NODOCA ノートパソコンスタンド縦置き | スタンド型 | デスクサイド(縦) | クランプ式 | 幅調整可能(型番P02-B) | ノートPCを縦置きで省スペース収納したい人 |
| KAMANINA デスク下収納ラック | ハンギング型 | デスク下 | フック掛け | 35cmコンパクト・A4サイズ耐荷重設計 | A4資料とノートPCをまとめて収納したい人 |
| NEXMIOLLY 吊り下げ式ハンギングラック | ハンギング型 | デスク下 | 引っ掛け式 | A4サイズ対応・大容量・耐荷重記載なし | 書類やタブレットも含め大容量に収納したい人 |
| RCHYFEED デスクサイドホルダー | ホルダー型 | デスクサイド | 据え置き | サイズ記載なし(型番JP-RCY-2016) | ペンとヘッドホンの定位置を作りたい人 |
表だけではサイズ感や取り付けやすさまでは伝わりにくいため、気になったモデルは以下でそれぞれの特徴・向いている人・気になる点を確認したうえで、商品ページの実測サイズや天板の対応範囲とあわせて最終判断してほしい。
最後にもう一度整理すると、デスク下・ケーブル・デスクサイドという3つの置き場所のうち、まず自分がどこにモノを逃がしたいかを決めることが、今回の9商品から1台を選ぶための一番の近道になる。天板の厚みと耐荷重、そして工具の要不要という3つの数値・条件を確認してから注文すれば、2026年のデスク周りの整理でよくある「届いたのに合わなかった」という失敗は大きく減らせるはずだ。
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KAMANINA ハンギングボックス―長さ35cmでデスク下に吊るすマガジンラック
KAMANINAの「ハンギングボックス」は長さ35cmのデスク下収納ラックで、天板の縁にフックを掛けて吊るすハンギング型。工具を使わずに設置できるため、賃貸のデスクにも取り入れやすい。カラーは「けしずみ黒」という名称の黒系。
マガジンラックとしての用途を前提にした設計で、雑誌やファイル、書類を立てて収納するのに向く。デスクの上に積み重なりがちな紙モノを、視界に入らないデスク下へそのまま逃がせるのが利点になる。
長さ35cmはデスク下収納の中でもコンパクトな部類に入り、脚のあいだが狭いデスクや、他の収納グッズと併用してスペースを分け合いたい場合にも配置しやすいサイズ感といえる。後述の「KAMANINA デスク下収納ラック」と型番が共通しており、同じ設計をベースにカラー・用途違いで展開されていると考えられる。
この記事で紹介する4台のハンギング型デスク下収納の中では、もっともシンプルな「吊るして収める」タイプで、まずデスク下収納を1つ試してみたいという人の入り口にしやすいモデルだ。
- 長さ35cm・ハンギング型
- デスク下に設置
- 工具不要でフック掛け
- マガジン・書類の収納向け
- カラー:けしずみ黒
向いている人: デスクの上に積み重なる雑誌や書類をまず1つデスク下に逃がしたい人に向く。
気になる点: 耐荷重の記載が無く、SONATUREのケーブルトレー(7kg耐荷重)のような数値の根拠は無いため、重いモノは避けたい。
GAGUIUP デスクサイドラック―ペン立てとヘッドホンラックも兼ねる多機能タイプ
GAGUIUPの「デスクサイドラック」(型番JP-HJD-0059)は、デスク下収納・マガジンラック・テーブルサイドポケット・ペン立て・ヘッドホンラックという複数の役割を1台にまとめたモデル。工具不要で簡単取り付けをうたう。カラーはブラック。
単に書類を収めるだけでなく、ペン立てやヘッドホンの置き場所まで一体化しているため、デスクの上に散らばりがちな小物をまとめて1か所に集約できるのが特徴。複数の収納グッズを個別に買うより、置く場所を1つにまとめたい人に向く。
テーブルサイドポケットという名称からも分かる通り、デスクの下だけでなく側面に近い位置での設置も想定されており、手が届きやすい位置にペンやヘッドホンを置いておきたい人にも扱いやすい設計になっている。
1台で複数の役割をこなす分、KAMANINAのハンギングボックスのような専用マガジンラックほどの収納力は無い可能性があるため、書類の量が多い場合はハンギング型と組み合わせる前提で考えたい。
- デスク下収納+マガジンラック
- テーブルサイドポケット付き
- ペン立て&ヘッドホンラック一体型
- 工具不要・簡単取り付け
- カラー:ブラック
向いている人: ペン・ヘッドホン・書類の置き場所を1台にまとめたい人に向く。
気になる点: 多機能な分、耐荷重やサイズの記載が無く、収納量を重視する場合は専用のハンギング型と比較したい。
SONATURE ケーブルトレー―幅40cm・7kg耐荷重で配線をまとめて隠す
SONATUREの「ケーブルトレー」は幅40cmのデスク下配線隠しで、天板1〜5cmに対応するクランプ式。穴あけ不要で3分ほどで設置できるとうたわれている。今回の9商品の中で唯一、商品名に「7kg耐荷重」という具体的な数値を明記している。
炭素鋼製で錆防止加工が施されており、滑り止めシリコンパッドで天板を傷つけにくい配慮もされている。ケーブルホルダー・ケーブルクリップ・ラベルタグ・結束バンドが標準装備されているため、配線をトレーに収める前にケーブルごとに整理する作業までひとまとめにできる。
日本語取扱説明書付きという表記もあり、初めてケーブルトレーを導入する人でも取り付け手順を確認しやすい。カラーは黒で、デスク下に設置しても目立ちにくい。
耐荷重が明記されている分、電源タップやルーターなど多少重さのある機器も含めて配線をまとめて収めたい人にはこの記事で紹介する9商品の中でもっとも判断材料の多い1台になる。
- 幅40cm・天板1〜5cm対応
- クランプ式・穴あけ不要・3分設置
- 7kg耐荷重
- 炭素鋼製・錆防止・滑り止めシリコンパッド
- ケーブルクリップ・ラベルタグ・結束バンド標準装備
向いている人: 配線を電源タップやルーターごとまとめて隠したい人、耐荷重の目安を確認して選びたい人に向く。
気になる点: 天板の厚みが1〜5cmの対応範囲を外れると設置できないため、注文前に実測が必須になる。
山崎実業 smart デスク下ケーブル&ルーター収納ラック―ルーターごと浮かせて収納
山崎実業の「smart デスク下ケーブル&ルーター収納ラック」(品番5461)は約W40×D11.5×H43cmのラックで、ケーブルだけでなくルーター本体ごと浮かせて収納できるのが最大の特徴。カラーはホワイト。
デスク下のデッドスペースを有効活用するという発想で設計されており、床に直置きしていたルーターやモデムを浮かせることで、掃除のしやすさや見た目のすっきり感につながる。「smart」シリーズらしく、機能を絞ったシンプルな形状。
H43cmと縦方向にややサイズがあるため、デスク下の脚まわりの高さに余裕があるかどうかを事前に確認しておきたい。SONATUREのケーブルトレーが「配線を隠す」ことに主眼を置くのに対し、こちらは「機器そのものを収納する」ことに主眼がある。
ホワイトというカラー展開は、今回紹介する9商品の中でも数少ない明るい色味で、白系のデスク環境に馴染ませたい人にも選びやすい。
- 約W40×D11.5×H43cm(品番5461)
- ルーター本体ごと収納可能
- デスク下のデッドスペース活用
- smartシリーズ
- カラー:ホワイト
向いている人: ルーターやモデムを床置きせずデスク下に浮かせて収納したい人に向く。
気になる点: 縦方向にサイズがあるため、デスク下の脚まわりの高さに余裕があるか事前確認が必要。
山崎実業 タワー テーブル横バスケット―後付けでデスク側面に増やす収納
山崎実業の「タワー テーブル横バスケット」(品番1573)はW30×D18×H9.5〜11cm(調節ネジ含む)のバスケットで、デスクの側面にネジで後付けする横掛けタイプ。「tower」シリーズらしいシンプルなブラックの見た目。
デスク下でもデスク上でもなく「側面」に収納面を増やせるのが特徴で、書類や文房具、リモコンなど一時的に手元に置いておきたい小物の置き場所を新設できる。調節ネジで固定するため、後付けながら安定感がある。
他の8商品の多くが「デスク下」か「デスクサイドの手前」を想定するのに対し、このバスケットは天板の横にもう1段の置き場を作るイメージに近く、収納というよりは「サブトレー」に近い使い方がしやすい。
ネジで固定する分、天板や側板に跡が残る可能性があるため、GAGUIUPやSONATUREのような工具不要タイプと比べると、賃貸デスクや共用のオフィスデスクでは設置前の確認がより重要になる。
- W30×D18×H9.5〜11cm(調節ネジ含む・品番1573)
- デスク側面への後付けタイプ
- towerシリーズ
- 小物の一時置き場に向く
- カラー:ブラック
向いている人: 天板の横にもう1段、小物を置ける面を増やしたい人に向く。
気になる点: ネジ止めのため天板や側板に跡が残る可能性があり、賃貸デスクでは設置前に確認したい。
NODOCA ノートパソコンスタンド縦置き―デスクサイドに省スペースで収める
NODOCAの「ノートパソコンスタンド縦置き」(型番P02-B)は、デスクサイド収納ラックとしてクランプ式でデスク側面に固定し、ノートパソコンを縦に収めるタイプ。幅調整が可能で、MacBookやiPadなどのタブレットにも対応する。
滑り止め・放熱対策が施されており、縦置きにした状態でも本体が傷つきにくい配慮がある。フック付きで、ヘッドホンやケーブルなど小物をあわせて掛けておくこともできる。今回の商品名では「2層延長型ブラック」というバリエーションが紹介されている。
デスクの上に平置きすると場所を取るノートパソコンやタブレットを、使わない時間帯だけデスクサイドに縦収納できるのが利点。在宅ワークで複数の端末を併用する人や、モニターと接続してノートパソコンは閉じて使う「クラムシェルモード」派にも向く。
幅調整可能とはいえクランプ式のため、山崎実業のタワーテーブル横バスケットと同様、デスクの側板の厚みが対応範囲に収まっているかどうかを事前に確認しておきたい。
- デスクサイド収納ラック・縦置き(型番P02-B)
- 幅調整可能・クランプ式
- MacBook・iPad対応
- 滑り止め・放熱対策・フック付き
- 2層延長型ブラック
向いている人: 使わない時間帯のノートパソコンやタブレットをデスクサイドに縦収納したい人に向く。
気になる点: クランプ式のためデスク側板の厚みが対応範囲に収まっているかを事前確認する必要がある。
KAMANINA デスク下収納ラック―A4サイズ耐荷重設計でノートPCも収納
同じKAMANINAブランドの「デスク下収納ラック」は、マガジン&ノートパソコン収納対応をうたうA4サイズ耐荷重設計のモデル。鉄製+ナイロン製で耐汚れ加工が施され、35cmコンパクトサイズ。ハンギングボックスと型番が共通しており、同じ設計をベースにノートパソコン収納向けの仕様として展開されていると考えられる。
「日本ビジネスマン向け」というコンセプトで、リモートワーク便利グッズとして位置付けられている。カラーはホワイトで、同ブランドのハンギングボックス(けしずみ黒)とは異なる色展開になっている。
A4サイズ耐荷重設計という表現から、書類だけでなくノートパソコンをある程度の重さでも支えられる想定であることがうかがえるが、SONATUREのケーブルトレーのような具体的な数値の記載は無いため、正確な耐荷重は商品ページで確認したい。
35cmというコンパクトサイズは1つめのハンギングボックスと同じ長さで、デスク下に複数個を並べて用途ごとに使い分けたい場合にもサイズを揃えやすい。
- 35cmコンパクト・A4サイズ耐荷重設計
- 鉄製+ナイロン製・耐汚れ
- マガジン&ノートパソコン収納対応
- リモートワーク向け
- カラー:ホワイト
向いている人: 書類だけでなくノートパソコンもデスク下にまとめて収納したい人に向く。
気になる点: 「A4サイズ耐荷重設計」という表現はあるが具体的な数値の記載が無く、重量物を載せる場合は商品ページで確認したい。
NEXMIOLLY 吊り下げ式ハンギングラック―A4サイズ対応の大容量タイプ
NEXMIOLLYの「吊り下げ式ハンギングラック」は、デスク下に引っ掛けて使うハンギング収納で、A4サイズ対応・大容量をうたう。バッグや書類、ノートパソコン、タブレットまで幅広く収められる想定で作られている。
テーブル下・机下・省スペースといったキーワードが商品名に並び、デスクまわりの小物入れとしてオフィスでも在宅ワークでも使える汎用性の高さが特徴。スリムでおしゃれな見た目もうたわれており、カラーはブラック。
「大容量」という表現から、今回紹介する4台のハンギング型の中では比較的たくさんのモノを収められる想定と考えられるが、具体的な容量や耐荷重の数値は商品名からは分からないため、収納したいモノの量や重さが多い場合は商品ページで詳細を確認しておきたい。
KAMANINAの2モデルがコンパクトさや専用設計を打ち出すのに対し、NEXMIOLLYは「幅広い用途に大容量で対応する」という切り口で選び分けができる。
- 吊り下げ式・引っ掛けタイプ
- A4サイズ対応・大容量
- バッグ・書類・ノートPC・タブレット収納可
- スリム・省スペース設計
- カラー:ブラック
向いている人: 書類やタブレットなど収納したいモノの種類・量が多い人に向く。
気になる点: 「大容量」の具体的な数値や耐荷重の記載が無く、実際の収納量は商品ページで確認したい。
RCHYFEED デスクサイドホルダー―ペンとヘッドホンの定位置を作る
RCHYFEEDの「デスクサイドホルダー」(型番JP-RCY-2016)は、ペン立てとヘッドホンフックを兼ねたコンパクトな収納ラック。カラーはブラック。デスクの側面に設置し、よく使う文房具とヘッドホンの置き場所をまとめて確保できる。
山崎実業のタワーテーブル横バスケットやNODOCAのノートパソコンスタンドと同じ「デスクサイド」のカテゴリに入るが、こちらはノートパソコンのような大きなモノではなく、ペンやヘッドホンといった細かい小物の定位置づくりに特化している。
デスクの上にペンやヘッドホンを直置きしていると、作業のたびに探したり、コード付きヘッドホンならケーブルが絡まったりしがちだが、フックとホルダーで定位置を決めてしまえば、こうした細かいストレスを減らしやすい。GAGUIUPのデスクサイドラックのように書類収納まで兼ねる多機能タイプとは異なり、ペンとヘッドホンの定位置づくりに機能を絞っているのがこの商品の位置付けになる。
サイズやクランプ・ネジといった固定方式の詳細は商品名からは分からないため、他のデスクサイド収納と同様、自分のデスクへの取り付け方法を商品ページで確認したうえで検討したい。
- デスクサイド収納ラック(型番JP-RCY-2016)
- ペン立て機能
- ヘッドホンフック付き
- コンパクト設計
- カラー:ブラック
向いている人: ペンやヘッドホンなど細かい小物の定位置を作りたい人に向く。
気になる点: 固定方式やサイズの詳細が商品名からは分からず、取り付け方法は商品ページで確認したい。
この記事について
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